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Anker PowerCore+ 13400を、高速充電「QuickCharge2.0」で充電可能!

time 2016/02/21  所要時間:約 4

Anker PowerCore+ 13400を、高速充電「QuickCharge2.0」で充電可能!

すでにモバイルバッテリーの世界では、代表的なメーカーとして支持されているAnker。

これまで色々とモバイルバッテリーを購入して試しているが、先日購入した

【比較レビュー】Anker PowerCore+13400とPowerCore10400 どちらを持ち歩く? | 風の羅針盤 | Destination of winds.
こんにちは。ちゃぼPです。

今日は、久々のモバイルバッテリーネタになります。

新たに加わったガジェットは・・・

Anker PowerCore+ 13400です。

これ、実は欲…

このPowerCore+ 13400は、これまでのモバイルバッテリーとの相違点として、モバイルバッテリー本体への充電がQuickCharge2.0という規格に対応しています。

「QuickCharge」とは、米国のクアルコム(Qualcomm)の開発した充電規格で、通常はUSB経由では5Vの電圧を流すことが前提になっていますが、このQuickChargeではより大きい電圧を流すことができるようになります。

これまでは、短時間により多くの電気を運ぶために、電流量(アンペア)を大きくすることで凌いできました。最近よく見かける、「2.4A対応」の充電器というのはこの流れで各社から作られているものですが、電流を多く通すと、ACアダプタやケーブルに大きな負担をかけることになって、発熱、発火の恐れが出てきます。

それをなんとかして安全に、より多くの電力を供給できるようにしたのが、QuickChargeという規格です。

QuickCharge2.0に対応したACアダプタとして、Amazonタイムセールでゲットした「Aukey Quick Charge 2.0 ACアダプター3ポート」で充電して、ちゃんとQuickChargeで充電できるかを検証してみることにしました。

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PowerCore+13400とAukey QuickCharge2.0対応3ポートACアダプタで急速充電を試す

今回、用意したACアダプタはこちら。

QuickCharge01

Aukey QuickCharge2.0対応3ポートACアダプタです。

ただ、このアダプタ、すでに販売終了なのか、Amazonからは無くなっています。

同じ機能を持つものとして、Ankerから同じくQuickCharge対応の(こちらは3.0)ACアダプタが発売されていますので、参考にしてください。

外観

QuickCharge02

一番上がQuickCharge対応のUSBポート。ここにつないだ機器が、QuickCharge対応であれば、QuickChargeモードで充電が行われます。

ちなみに、非対応のものを繋ぐと、保護回路が働いて、5V1A程度の給電になりますので、iPadやMacBookなどの消費電力の大きいものを充電する時は、最大2.4Aの出力がある下の2つのポートを使ってください。

また、残念ながら、MacBookのUSB-PD規格には非対応。あわよくば・・・と思ったんですが、やっぱり無理でした。MacBookには当然Qualcommのチップは搭載されていませんし、仕方ありません。

USB-PD規格についてはこちらを参考に

【MacBook】USB-PD規格と、「給電」「充電」状態の違いについて | 風の羅針盤 | Destination of winds.
前回、前々回とMacBookにおけるバッテリーの持ち時間と、モバイルバッテリー使用における充電時間について、検証を実施した。

MacBook 12inch Retinaのバッテリーの持ち時間

QuickCharge03

QuickCharge04

コンセントプラグは折りたたみ式です。携帯に便利ですね。

QuickCharge05

大きさは一般的なクレジットカードサイズよりだいぶ小さいです。

QuickCharge06

QuickChargeに対応する太めのMicroUSBケーブルが付属しています。5V以上の電圧が通ることになるので、対応していないケーブルを使うと火災の恐れがありますから、くれぐれもご注意を。

QuickCharge11

QuickChargeでは「9V2A」「12V1.5A」のいずれかで充電されることになります。

モバイルバッテリーを充電してみよう

QuickCharge07

AnkerのPowerCore+ 13400です。これはQuickCharge対応なので、これがQuickChargeで充電できるか早速やってみます。

QuickCharge08

まずは、ワットチェッカーをQuickChargeポートに繋ぎます。その先に先ほどのMicroUSBケーブルを繋いで、モバイルバッテリーに接続します。これで電圧を見てみましょう。

QuickCharge10

電源コンセントに接続すると、緑色のLEDが点灯します。特に色も変わることもなく、充電が終わっても消灯しません。点きっぱなし。

QuickCharge09

電圧部分、十の位がないので、2.17になっていますが、ほぼ12Vで出力しています。電流は1.48A。ほぼ1.5Aで、「12V1.5A」できちんとQuickChargeで充電できていることがわかります。

外出先等での短い時間でのモバイルバッテリーの充電に便利

最近のモバイルバッテリーは、大容量化しているので、カラの状態だと朝までに充電が終わらないほどにかかってしまうことがあります。

それをこのQuickChargeで充電すると、だいたい4-5時間で充電可能。

夜寝る前に充電を始めれば、まずほとんど起きる前には充電が終わっているでしょう。

 

スマホにパソコン、タブレットにモバイルルーターなど、充電するガジェットが増えてくると、外出先での充電はできるだけ効率よく行いたいものです。

特に、スマホの一部はQuickChargeで充電できるものも増えてきていますね。

特に出張や外泊などが多い方は、充電時間を短くできるQuickCharge対応の充電器と対応機器で効率の良い充電環境を整えてみることも良いかもしれませんね。

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